Mojim Lyrics
Mojim Lyrics > Japanese & Korean singers > カノエラナ( KanoeRana ) > セミ > セミ

カノエラナ( KanoeRana )



Lyrics
Album list
Singer Intro

カノエラナ( KanoeRana )

セミ

Lyricist:カノエラナ
Composer:カノエラナ

嗚呼 さっきまで生きていたのにな
今はもう 一ミリたりとも動きはしない
嗚呼 けたたましく鳴いてたくせにさ
ぷつりと動くのを辞めたんだ

苦しいって暴れたせいなのか
羽根が片方だけ見当たらない
僕は少し羨ましくなって
僕は少し苛立ちを覚えて
地面に落ちた汗を見つめてさ
枯れて欲しいなって呟くんだ
いらない いらない いらない
必要だと言われたい

足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
蹴飛ばして転がった蝉 何も言わない
嗚呼何してんだっけ 僕は何だっけ
カラッポの蝉と同じなんだっけ
強い陽射しが僕を焼き殺してく

嗚呼 何もかも上手くいかなくて
逃げ出してしまいたくなってしまうんだ
嗚呼 冷たいソーダアイス
当たりは出る筈無いんだな

蟻の群れがだんだん集まって
Find more lyrics at ※ Mojim.com
ブチブチと肉を引き剥がすんだ
黙々と唯生を繋ぐ為
未だ見ぬ明日を生きていく為
群がることしか出来ないなんて
ダサい奴らだって呟くんだ
うるさい うるさい うるさい
もう何も聞こえない

足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
砂だらけになった蝉 何も言わない
嗚呼何してんだっけ 僕もそうだっけ
バラバラの蝉と同じなんだっけ
伸びた影が僕だけを覆い尽くす

嗚呼もう沢山だ 蝉だったモノを拾い上げ
土の中に埋めたんだ そうさ唯の自己満足さ
獲物を失った蟻の群れは戸惑った
それを見ていい気味だと笑えるから
僕は まだ 死ねないんだ

足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
でも確かに分かったんだ 足掻いてたら
誰かが 僕の鳴く声聞いて
見つけ出してくれる筈さ
長い夏休みがもうすぐ終わるよ